名古屋大学 哲学研究室
← 授業案内に戻る

[遠隔]哲学・思想入門

科目名 [遠隔]哲学・思想入門
科目名(英語) [remote]Introduction to Philosophy
担当教員 鈴木 真
担当教員(英語) SUZUKI Makoto
開講期 秋学期
曜日・時限 金曜 2時限
学部・大学院区分 学部
単位数 2
授業開講形態 D-3)遠隔授業科目(遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) 対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。

授業の目的

世界を全体として理解し,その世界における人間の位置づけ,生きることの意味と価値を根底から考えようという営み,それは「哲学」(philosophia=知を愛すること)あるいは「思想」(thought=文字通り考えるということそのもの)と呼ばれてきました。哲学・思想の根本問題をとりあげ,受講者とともに考えぬくことを通じて,哲学・思想の広大な世界に触れることを目指します。

授業の目的(英語)

Thinking about the human's position in the world and the fundamental meaning about the reason and values for a life with understanding the world as a whole; it has been called as "Philosophy"(Philosophia = Love of Wisdom) or "Thought" (= The Act of "Thinking"). The goal of this course is to feel the huge world of “Philosophy and Thought” by featuring the fundamental problems of "Philosophy and Thought” and thinking them through with students.

到達目標

哲学の諸問題と方法について初歩的な理解を得て、自分で哲学的に考えることがある程度できるようになる

授業の内容や構成

哲学の諸問題を取り扱う。各回の内容と事前に読んでくるべき文献箇所は以下の通り。 1. 導入・哲学の意義(テキスト第1章)、どうやって私たちは何かを知るのだろうか(テキスト第2章) 2.帰納の問題(配布資料) 3.遡行問題(配布資料) 4.他人の心(テキスト第3章) 5.AIと意識(配布資料) 6..心-身問題(テキスト第4章)  7.ことばの意味(テキスト第5章) 8.人の通時的同一性(配布資料) 9.自由意志(テキスト第6章) 10.正しいことと不正なこと(テキスト第7章) 11. 正義と市場(テキスト第8章と配布資料) 12. 幸福とは何か(配布資料) 13. 死(テキスト第9章) 14. しあわせな人間を世に生み出すのはよいことか(配布資料) 15. 人生の意味(テキスト第10章)

履修条件・関連する科目

履修条件は要さない。

成績評価の方法と基準

―方法― (A)平常の授業への取り組み(授業への積極的な参加、小テストのでき)の程度と、(B)期末課題の成績を合わせて評価します。(A)は75%、(B)は25%として算入します。 ―基準― 平常の授業においては、(1)哲学の問題意識とそれに関する様々な立場を理解できているか、(2)それらの立場に関する論争を理解したうえで討論できるか、ということを評価の基準とします。期末課題においては、(1’)上記のような理解を達成できているかどうか、および(2’)そのうえで自分の意見をきちんとした理由とともに示すことができているかどうか、を評価の基準とします。 60点以上を合格とします。 履修取り下げの申し出を求めます。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。

教科書・テキスト

トマス・ネーゲル (著), 岡本 裕一郎 (翻訳), 若松 良樹 (翻訳)『哲学ってどんなこと?―とっても短い哲学入門』昭和堂、1993年

参考書

必要に応じて授業で示す。

課外学習等

事前学習としては、次回の授業で学ぶテキストの箇所を熟読し、疑問点がないか考えておくこと 事後学習としては、授業の復習をしつつ、指示された参考書を積極的に読んでいくこと