名古屋大学 哲学研究室
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哲学概論Ⅰ

西洋哲学入門

科目名 哲学概論Ⅰ
科目名(英語) Survey on Philosophy I
担当教員 真田 美沙
担当教員(英語) SANADA Misa
開講期 春学期
曜日・時限 火曜 2時限
学部・大学院区分 文学部
科目区分 専門科目
単位数 2
対象学年 2年生以上
授業形態 講義
他学部生の受講の可否
コースナンバリングコード HUMPH2101J
カリキュラム年度 2022年度入学以降
教育プログラム・分野 西洋文献学P,東洋文献学P,哲学倫理学P
授業開講形態 A-1)対面授業科目(対面のみ)

講義題目

西洋哲学入門

授業の目的

「汝自身を知れ」は今日においても重要な哲学的課題である。人間は他者との関わりを通じて自己を理解し、良く生きることを目指すが、それは必ずしも容易ではない。果たしていかにして自己知と良い生の追求は可能になるのだろうか?本科目では、この問いについて考えながら、西洋哲学史上の愛、徳、啓蒙、生命などの基本的な概念に焦点を当て、哲学のエッセンスを学ぶことを目的とする。

授業の目的(英語)

"Know thyself" is an important philosophical issue even today. Humans aim to understand themselves and live well through their relationships with others, but this is not always easy. How can we pursue self-knowledge and a good life? This course aims to study the essence of philosophy by considering this question and focusing on fundamental concepts such as love, virtue, enlightenment, and life in the history of Western philosophy.

到達目標

この授業では哲学的主題について理解し、グループディスカッションを通じて意見を述べ、また他の学生の意見を聞き、考察を深め、最終的に自身の考えを論理的に表現することができるようになることを目標とする。

授業の内容や構成

1. 導入:哲学とは何か? 2. 哲学と愛:プラトン、ヘムスターホイス 3. 承認:ホネット 4. 自己保存と必然性:スピノザ 5. 自足した人は友人を必要とするか?:アリストテレス、モンテーニュ 6. 徳・名誉・利己心:エルヴェシウス、ルソー 7. 啓蒙とは何か?:メンデルスゾーン、カント、アドルノ 8. 哲学・女性・ジェンダー:マリア・フォン・ヘルベルト 9. 労働とは何か?:ヘーゲル 10. 良心とは何か?:ルソー、ヘーゲル 11. 死と生命について考える:プラトン、ヘーゲル 12. 美と芸術:カント、ヘーゲル 13. 証明と直接知:ヤコービ 14. 自由は可能か?:ヘーゲル、ヤコービ 15. 存在をめぐる問い:パルメニデス

履修条件・関連する科目

特になし

成績評価の方法と基準

リフレクション(30%)、中間レポート(30%)、期末レポート(40%)により評価する。60点以上を合格とする。 レポートでは、授業内容を理解しているか、自分で批判的な問いを立てて考えを述べているかを採点基準とする。

教科書・テキスト

授業内で適宜紹介する。

参考書

岩崎武雄『西洋哲学史(再訂版)』有斐閣、2024年。 他は授業内で適宜紹介する。

課外学習等

授業内容に関連する哲学書や論文を読むこと

履修取り下げ制度

利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。

備考

再履修不可