西洋哲学史講義Ⅱ
| 科目名 | 西洋哲学史講義Ⅱ |
|---|---|
| 科目名(英語) | Overview of the History of Occidental Philosophy II |
| 担当教員 | 布施 哲 |
| 担当教員(英語) | FUSE Satoshi |
| 開講期 | 秋学期 |
| 曜日・時限 | 火曜 4時限 |
| 学部・大学院区分 | 文学部 |
| 科目区分 | 専門科目 |
| 単位数 | 2 |
| 対象学年 | 2年生以上 |
| 授業形態 | 講義 |
| 他学部生の受講の可否 | 可 |
| コースナンバリングコード | HUMPH3104J |
| カリキュラム年度 | 2022年度入学以降 |
| 教育プログラム・分野 | 哲学倫理学P |
| 授業開講形態 | B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり) |
授業の目的
哲学と社会・政治との関係性を念頭に置きつつ、原書講読ならびに現代の文脈におけるそれらの意義を検討すること、及び、受講生の研究発表の実践により、研究報告の技法を習得すること。
授業の目的(英語)
This lecture aims to explore the relationship between philosophy and politics, with the viewpoint of what could be called “contemporary democracy”.
到達目標
レオ・シュトラウスならびに彼の周辺の知的・哲学的状況を理解することで、学生諸個人が20世紀前半のヨーロッパ文明に対する包括的な見取り図を描くきっかけを身につけるようにする。
授業の内容や構成
レオ・シュトラウスにとっての哲学、宗教、政治哲学の各位置づけを吟味することから始める。とりわけ、ヨーロッパにおける神学の制度化以降「頽落」を重ねてきたとシュトラウスが考える「人間の生き方」は、近現代においてどのように変わりかつ変わらなかったかを討議する。後期の授業は前期授業の主題をより深く追究するとともに、現代の思想的、政治的状況との連関から考察することにより焦点を絞るものとする。
第1回:レオ・シュトラウスの「哲学」概念・その1
第2回:レオ・シュトラウスの「哲学」概念・その2
第3回:レオ・シュトラウスと“頽落の歴史”
第4回:「ユダヤ原理主義」と現代政治
第5回:レオ・シュトラウスの「政治哲学」・その1
第6回:マキアヴェッリ、スピノザ、ホッブス、ルソー ~その1
第7回:マキアヴェッリ、スピノザ、ホッブス、ルソー ~その2
第8回:シュトラウスと同時代の哲学者たち・その1
第9回:シュトラウスと同時代の哲学者たち・その2
第10回:ユダヤ神学と精神分析・その1
第11回:フロイト、ラカンの精神分析・その1 ~哲学/科学か「通俗化された科学」か
第12回:フロイト、ラカンの精神分析・その2 ~哲学/科学か「通俗化された科学」か
第13回:学生発表・その1
第14回:学生発表・その2
第15回:まとめと総括
(注記)
学生の興味関心や理解力、理解の度合い、その他の必要に応じて随時内容を変更する
履修条件・関連する科目
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
(1)発表30%(2)授業参加の積極性30%(3)学期末レポート40%の三項目を評価対象とする。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
必要なその都度、指定する。
参考書
必要なその都度、指定する。
課外学習等
授業中に用いられた用語や概念、あるいは授業で必ずしも言及されなかった派生的な用語、術語について、そして自らが関心を抱いた哲学者、思想家たちについて、自分自身で調べ、考え、あるいは授業に出席している他の受講生たちと折にふれて自発的に討論する時間を設けることが強く期待される。とりわけ、講義内容を身の回りの現実と照らし合わせてみて、何が合致して何が合致しないかを熟考することが非常に重要であるため、本講義で最も重要な「学習」は、むしろ授業が終わって教室を出たあとの各自の思索にこそあるといってよい。
履修取り下げ制度
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。